Version Cue の機能を使用する前に、Version Cue サーバのインストールと設定、プロジェクトの作成、プロジェクトへのユーザの割り当てを行う必要があります。
Creative Suite 3 Design、Web、Master Collection エディションをインストールすると、Version Cue サーバはコンピュータにインストールされますが、起動はされません。 簡単なファイル共有を有効にするためにサーバを起動することはできます。ただし、Version Cue で管理されているアセットをワークグループで共有するのであれば、ネットワーク内の他のユーザにもアクセス可能な専用のコンピュータに Version Cue をインストールしてください。 詳しくは、Version Cue サーバのインストールについてを参照してください。
初めてサーバを起動すると、システム管理者のパスワード、サーバ名と公開設定、初期設定のユーザ権限など、サーバの初期設定を指定するよう求めるメッセージが表示されます。 詳しくは、Version Cue サーバの起動と設定を参照してください。
さらにサーバを設定する場合は、Version Cue サーバの環境設定と Version Cue サーバ管理で設定を指定します。 詳しくは、Version Cue サーバの環境設定および詳細な Version Cue サーバ管理タスクを参照してください。
Version Cue サーバの設定が完了したら、プロジェクトを作成し、作成したプロジェクトにユーザを割り当てることができます。 初期設定では、Version Cue 内に作成するプロジェクトは非公開になります。 プロジェクトの共有ステータスはいつでも変更でき、ユーザがプロジェクトにアクセスするときのユーザのログインを指定することで、プロジェクトへのアクセスを制限できます。
Bridge、Adobe ダイアログボックスまたは Version Cue サーバ管理を使用すると、プロジェクトを作成できます。 ユーザログインの要求やユーザアクセス権限の割り当てなど、プロジェクトの詳細なプロパティを指定するには、Version Cue サーバ管理を使用する必要があります。 詳しくは、プロジェクトの作成および Version Cue サーバ管理でのプロジェクトの作成と管理を参照してください。
プロジェクトを作成したら、そのプロジェクトにファイルを追加すると、ユーザはそれらのファイルをチェックアウト、変更、チェックインできます。 Bridge を使用すると、アドビファイルまたはアドビ以外のファイルを複数追加でき、また、Version Cue 対応の Creative Suite コンポーネント内から Adobe ダイアログボックスを使用すると、一度に 1 つのファイルを追加できます。 詳しくは、プロジェクトへのファイルやフォルダの追加を参照してください。