Version Cue によって管理されるファイルには、常に、Version Cue サーバでのファイルの状態を表すステータスアイコンが割り当てられます。 Version Cue プロジェクト、Bridge および Version Cue 対応の Creative Suite コンポーネントでファイルを開いた後のドキュメントウィンドウでファイルを参照するときに、ファイルのステータスを表示できます(Acrobat ではステータスはナビゲーションパネルの左下に表示されます)。

ドキュメントウィンドウのステータス領域に Version Cue ステータスが表示されない場合、ステータスバーをクリックして、表示/Version Cue のステータスを選択します。
1 つのファイルには 1 度に複数のステータスを割り当てることができます。
- オープン中
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ファイルはユーザのコンピュータで開かれています。 オープン中のステータスは、自分のコンピュータ上のファイルについてのみ示されます。
- ユーザ自身がチェックアウト中
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自分がそのファイルを編集中です。 ファイルの内容を変更する編集を行ったときにこのステータスが割り当てられます。 ファイルの内容を変更することを他のユーザに警告するために、ファイルを編集する前にファイルをチェックアウト中とマークすることができます。
- チェックアウト中のユーザ [ユーザ名]
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別のユーザがファイルを編集中であり、まだ新しいバージョンを保存していません。

特定のプロジェクトでチェックアウト中のすべてのファイルを即座に表示するには、プロジェクトを開き、Adobe ダイアログボックスのお気に入りパネルにある「Version Cue」エントリの下にある「チェックアウト中のファイル」をクリックします。
- 同期済み
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ファイルの既知の最新バージョンが編集可能であり、自分のコンピュータ上にそのファイルのローカルコピーがあります。 編集中のファイルのバージョンをチェックインしたとき、またはプロジェクトを同期したときに、このステータスが割り当てられます。
- 競合
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バージョンの競合があります。または、自分と別のユーザがそのファイルを編集中です。
- 新規ファイル
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ローカルプロジェクトフォルダにあるファイルが Version Cue で認識されている唯一のコピーであり、まだ Version Cue サーバと同期されていません。 このステータスは、例えば、Version Cue サーバがオフラインであるときに初めて既存のプロジェクトにファイルが保存された場合などに適用されることがあります。 ファイルの編集はできますが、変更を保存した後にファイルをチェックインするか、同期することが重要です。
- サーバ上の新しいバージョン
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ローカルプロジェクトファイルは存在しますが、Version Cue サーバ上にファイルのより新しいバージョンが存在します。 このステータスは、最新のローカルプロジェクトファイルがダウンロードされ、ファイルを編集できるようになるまでに少し時間がかかることを示しています。
- サーバオフライン
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ローカルプロジェクトファイルは存在しますが、Version Cue サーバがオフラインであるか、ユーザがオフラインであるため、サーバにアクセスできません。 ローカルプロジェクトファイルが Version Cue サーバの最新バージョンと同期されているかどうかを確認する方法はありません。 オフラインコピーを編集して変更内容を保存できますが、Version Cue サーバがオンラインに戻ったときに、バージョンをチェックインするか、ファイルを同期する必要があります。
- 削除済み
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ファイルまたはフォルダがプロジェクトから削除されていますが、まだ完全に消去されていません (削除されたファイルやフォルダは復元できます)。